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2005/08/10 ■ 楽器


今日は新宿に竹本一匹さん(perc.)の出演された
ライブを見に行ってきましたが、
そのことはまたあらためて書くことにして、


あ、最近、ここを読んでくれている私に近しい関係の人たちが、
「ライブばっかり見に行ってるけど、だんなさんは大丈夫なのか」
と、本気で心配するので、
ちゃんと書いておきます。

今日は、ふたりで行ってきました。


で、それは置いておいて。


あの楽器、買うことにしました。


うひゃひゃひゃひゃひゃ!


最後まで迷っていたのは、
お金のこともそうですが、
音色のことでした。


私のお手本は先生です。
弾き方から向き合う姿勢から何から全部。
音色もしかり。
先生はヴィナーチェというひとが作った古い楽器を弾いています。
とてもやわらかで、あたたかくて、それでいて芯があるすてきな音色。
憧れます。

でも、ヴィナーチェ。
わりと希少で、その上人気も高いので、
かなりの高額です。
たとえ、とても気に入った楽器と出会うことがあっても、
たとえ、貯金があったとしても、
私はその金額を出せないでしょう。

・・・性格の問題です(笑)。


さらに、私にはやさしい音のする楽器よりも、
元気のいい音のする楽器の方が合っているような気がしてなりませんでした。
カラーチェの骨太な感じ(見た目も)も、私にそっくり。
えへ。

やさしい音のする楽器を、元気な音のするひとが弾いたら、
やっぱり元気な音になってしまうのでは、と思うのです。
同じ楽器でも、弾くひとによって全然違う音色になることは、
発表会で50組近い出演者をざざーと聴いているとわかります。
だったら、私は元気な音のする楽器を弾いた方が
気持ちいいのではないか。


最終的にはその憧れと現実の間で揺れる心(笑)を
先生に聞いていただいて、
背中を押していただいて、
自分で決めました。
お値段も先生が楽器屋さんにかけ合ってくださって、
端数を切り落とす感じで値引きしてもらえることになりました。
よかった。


今、あの子は調整してもらいにどこかへ行っています。
前の所有者の方がよく弾いたのでしょうか、
フレットもだいぶ削れていたので、
直してもらうようにお願いしました。


きれいになって帰っておいで。





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