池田朋子（vo,gt.&pf） @ 南青山 MANDALA

サポートは
ウエキ弦太（vo,gt.&perc.）、太田みち子（perc.）、
新岡 誠（w.b.）、坂上 領（fl.）、池田雅明（tb.&pf.）、臼井かつみ（dr.）
みなさん随時コーラスもされていました。


よくまあ、あの小さなステージに
これだけのメンバーが乗ったなと、びっくりしました。


個人的にかなり豪華なバックバンド。
見るところがたくさんあって忙しかったです。

場所柄か、今日はみなさま何となく「よそいき」な衣装。
男性は皆さま襟のあるシャツ着用。
高野 寛さんが以前、真っ白なシャツをさらっと着てステージに現れた時、
一瞬あまりのかっこよさにくらっとしたことを思い出しました。



新岡さんは相変わらずの「スーパーコーラス」っぷり。
時には「マイク要らないんじゃないですか」というぐらいの声量で叫び、
時にはやさしくハモります。
楽しいですね。ふふふ。


今日は色々と珍しいことが多かったのですが、
そのひとつが新岡さんの弓。
弓で弾くの初めて見ました。
弓で弾いても『コントラバス』にはならず、
あくまでも『ウッドベース』なところがすてきでした。


そして、新岡さんのアルコのほかにもうひとつ珍しかったのが、
「Tristeza」での弦太さんのパーカッション。

ＣＤではクレジットから
「ああ、この音、弦太さんなんだ」
とわかることはありますが、
演奏していらっしゃるのは初めて見ました。

使っていた楽器はシェイカーと、タンボリン。

かっちょいいですね。
タンボリン。

坂上さん、太田さんと３人並んでタンボリン！
わあ。
サンバ隊！　サンバ隊！
私も叩いてみたくなりました。



そういえば、太田さんがあんまりキューバ色の強くない演奏をされているのも
初めて見たような。
池田さん、太田さん、臼井さんは同級生だそうで、
久しぶりにそろった、と嬉しそうでした。



坂上さんは、
「O bebado e a equilibrista」では、半音階をものすごい速さで吹いて
馬のいななきみたいな音を出してみたり、
フルートの下の方の管を抜いてしまって、
指で空気の量を調節して音色を変えながら吹いてみたり、
と、色々と不思議な演奏をされていました。
おもしろかったです。



演奏された曲目は、
池田さんのオリジナル、ボサノバのスタンダード、
そして、
弦太さんの「愛を語ろう」！
歌っちゃいましたね。ふふ。


ほかには「Samba de uma nota so」と「Tristeza」が楽しかったです。
「Tristeza」は2ndステージと、
アンコールでも演奏されましたが、
２回ともだいぶ違った演奏で、２回とも楽しめました。
みなさまさすが、と思いました。