トップページを表示

2005/11/20 ■ 何百年もかかる


久しぶりに練習後にアンサンブルの仲間と
お酒を飲みに行きました。


そこで,クラシック音楽好きな大学時代の同級生・Aゆむくんから
おもしろい曲の話を聞きました。


ちょっと前にジョン・ケージという作曲家の「4分33秒」のことは
書いたような気がしますが、
同じくジョン・ケージの曲で
「演奏するのに何百年もかかる曲がある」
とのこと。


わは!


わははは!


もう、なんか、その情報だけでも、
おかしくておかしくて笑い転げました(失礼?)。


たぶん「ASLSP」(as slow as possibleの略)というオルガンの曲のことで、
タイトルを訳すと「できる限りゆっくり弾け」ですね。
その『ゆっくり』を解釈すると600年くらいになるそうです。


600!


噂によると、



このコンサートは、1年半の「ミュート(無音)」期間を経て、
03年2月に初めて1回目の音を演奏した。



だそうです。


今、演奏中みたいです。
うひゃひゃ。


休符にフェルマータが付いていたり、
小節線にフェルマータが付いていたりすることは
よくあるのだけど、
その1年半の「ミュート」はそういうのとは違うのでしょうか。


何音か目にはタイがあるという噂も。


タイ!


ロマンチックですよね。



多分。




[PREV.] [NEXT]