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2005/11/30 ■ 楽器のお話


大好きなパーカッショニスト・竹本一匹さんが、
本日更新分の「おとなフェイドアウトビーム」
楽器の話をしていて
楽しいです。


パーカッションの楽器のことはよくわからないのだけど、
こういう話、たのしいなあ。


最後の1文に関しては、
その際のウインドチャイムは72本ぐらいのながーいやつであって欲しい、
と、思います。

長いやつの音、好きです。




話は変わってマンドリンの話。


先日、私のマンドリンの先生のおうちに、
ある楽器屋さんからヘッドにヴィーナスの顔の彫刻が施されたマンドリン
遊びに来ていました。


ヘッドにですよ。


ヴィーナスですよ。


きれいです。
きれいなんだけど、

なんかこわい。


変な音出したら、あれ、ぜったいヴィーナスに怒られる。


あと、うかつにヘッドをどこかにぶつけたりできない。
ぶつけたらぜったいヴィーナスに怒られる。

「痛いわねえ!」

て怒鳴られる。


私よくぶつけるのです。
となりのひととかに。
ごめんなさい、となりのひと。


音色は、
その楽器を作ったひとの、ほかの楽器とは全然音が違いました。
大多数はやわらかくて芯のある、木が鳴っているような音がするのですが、
そのヴィーナスはかなり派手な音がしていました。

・・・ヴィーナスだからでしょうか。



アンサンブルで協奏曲の練習の時に、
ソリストが試しにその楽器を使って弾いていたのですが、
ソリスト、ちょうど私の斜め前ぐらいの位置に座っていたので、
ヴィーナスの脳天から後頭部にかけてがよく見えました。


それはそれは珍妙な光景でした。


結局、ある演奏家のひとがお買いあげになったそうです。
使うのかなあ、コンサートで・・・。





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