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2005/06/08 ■ GENTA LIVE@新宿 ミノトール2 さすが「嵐を呼ぶ男」ウエキ弦太。 台風、呼んじゃいましたね。 「もうすぐ 梅雨(ばいう)、なのにライヴ【GENTA LIVE】」 “なのに”・・・って(笑)。 他の出演者は 太宰百合(pf) 田ノ岡三郎(acc.) 橋本歩(vc) 小松誠司(perc.) パーカッションの小松さん以外は、 2月のGENTA LIVEのメンバーと同じです。 「浜辺の歌」 二三弦ライブの時に披露された、 「宇宙飛行士」と「ジェット機のサンバ」が混ざったアレンジ。 再び聴けるとは! 「宇宙飛行士」が現れてはにやり、 「ジェット」が現れてはにやりでございます。 一部の最後は弦太さんがひとりで 「夏の日の思い出」を演奏しました。 「なつがくーればおもいだすー」てやつですね。 初めはのどかな雰囲気でしたが、 途中からいきなり“真夏”に。 うわー! かっちょいい! てゆーか、一体どんな夏の日の思い出なんだ! もはや原曲がそれだとは誰も思わないでしょう。 “真夏”になってからはずっとスライドギターでした。 和音は終始エキゾチックな雰囲気でかなりアツイ感じです。 うひょう! 「都会のたぬき」では恒例の、 歌詞にお客さんの欲しいものをあてはめて歌うコーナーが。 今日の“欲しいもの”のなかには 「やさしさ」なんていうものがありました。 「僕にもやさしさを!」 と叫びながら奥様の方を指さす弦太さん。 仲良しだなぁ。ふふふ。 会場にいらしていた弦太さんのお姉様を弦太さんが敢えて指名。 お姉様の挙げたものは 「優しい弟」 うひゃひゃひゃ! 弦太さんは、 「優しいはずなんですが」 とか 「優しいです!」 とか叫んでいらっしゃいました(笑)。 面白すぎます。 MCでは、太宰さんが 「楽屋で弦太さんが、 ここ最近女性のファンが増えた、と、すごい自慢してた」 とおっしゃると 弦太さんは嬉しそうに、むふふ、と笑って 「髪型気にしたりしてね」 とおっしゃったりして。ふふふ。 そして、太宰さん、続けて 「で、どこがいいのかと」 あははは! また言い方が 「弦太なんかのどこがいいの」 みたいな抑揚だったので、余計におかしい(笑)。 太宰さんがおっしゃるには、歌詞がいいのではないか、とのことでした。 「『不器用な生き方をえらんじゃったのかな』とか ちょっとくすぐり系なところがいいのではないか」 と。 なるほど。 確かにそういうところはあるかもしれませんね。 そして、なんと今日はテレビクルーが来ていたのです。 NHK広島。 何日か前に、弦太さんは広島に行ってきたのだとか。 お父様に関係のある地をまわっていたようです。 多分、それをテレビが追っかけていたのでしょう。 関東では放送の予定はないそうですが・・・。 MCではその時のことや、 お父様のこと、 そして、これからのことを ゆっくり、一言一言選びながらお話されていました。 それを聞きながら、 弦太ファン・Mさんではないですが、 一生ついていく! と思いました(笑)。 いえ、正しく言うならば、 素直に、 このひとのこれからの音楽を見届けたい、と そう思いました。 そして、 弦太さんのお父様も好きだったという 「G線上のアリア」をボサ風弦太アレンジで演奏。 タイトルは「Air for G string」とおっしゃっていました。 途中、ギターで奏でるのと同じメロディを 小さくくちずさむ弦太さん。 その歌が、鼻歌みたいで、 また、お父様とお話をしているようにも見えて、 鳥肌。 すごい。 うわぁ。 そのシーンが目に焼き付いて離れません。 「明日が見えるまで」も いつもよりゆっくり、じっくり歌っているように見えました。 ひとことひとこと、一瞬一瞬を見逃すまい、と思いながら 聞いていました。 すばらしかった。 弦太さん、すごい。 すごいひとだー。あああ。 アンコールで演奏された「ビリンバウ」。 Dダウンチューニングで(多分)、低音が目立ちます。 実は弦太さんの「ビリンバウ」は初めて聴いたのですが、 かなりぐっときました。 かっちょいー! と 興奮したまま帰りました。むふ。 |