サポートメンバーはほかに
醍醐弘美（key.&pf)、柳沢二三男（gt.）

始まって２曲目ぐらいでメンバー紹介がありました。
「パーカッション・竹本一匹。
嘘のようなほんとの話、本名です」
と紹介されて
にひひ、と笑う一匹さん。
私の横にいらしたおばさまが
「あら、かわいい」
とコメントしていらしたのが印象的でした。
ぷぷ。

普段の一匹さんは、
スティックや小物の持ち替えの時に
あ、ちょっと乱雑だな、と思うことがあるのですが、
今回はかなり気を遣っていらっしゃるように見えました。
私の席がステージからかなり遠かったので、
細かいことが見えなかっただけかもしれませんが（笑）。

それと、すてきだったのがウインドチャイム！
ながーいのと短いのと両方背後にセットしていらっしゃいました。
よく考えたら、ウインドチャイムが背後にあるのも珍しいでしょうか？
ながーいの、いいですね、ながーいの。
低い方だけグリッサンド、
はたまた
高い方だけグリッサンド、
はたまた
スティックで歌の音程に合わせて鳴らしたりとか
すてきでした。

途中、サポートメンバーがステージの前方に全員出てきて、
夏川さんと四人で並んで演奏する場面があったのですが、
その時の何となく所在なげな感じの一匹さんが
また面白かったです。
うひゃひゃ。


途中からはコンガはほとんど使わずに、
ジャンベ中心の演奏でした。
何だかそのジャンベの音が妙にぐっときました。
かっこよかったなあ。
コンガの音が最初から最後まで小さかったので、
（わざとそうしているのか、そうなってしまっているのかは
よくわかりませんでしたが。）
対照的で、余計にすてきに聞こえました。


そういえば、スネアを使っていらしたのですが、
あ！と思い出したことがあります。
あれです、あの、
「おとなF.O.ビーム」の５月６日分に書かれている、
ロケのクルーとのやりとりで
最後に彼らを打ち負かしたマーチ！
あれですね。
それですね。
むふふ。

アンコール「童神」（わらびがみ）では、
ウインドチャイムを繊細にならしたり、
コンガをもわもわのマレットでやさしく叩いたりと
丁寧な演奏でした。


なんだかんだで、一匹さんの演奏を聴いたのは
かなり久しぶりでした。
ああ、楽しかった。