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2005/11/12 ■ もとぞのたろうのええじゃないか VOL.30


“もとぞのたろうのええじゃないか VOL.30”〜始まりはフォークギター〜
at 二俣川 SOMEDAY


出演は、本園太郎(ag.&vo.)、竹本一匹(perc.)、
山田章典(ba.)、関淳二郎(ag.&eg.)


ものすごく久しぶりに、本園太郎さんのライブに行きました。
「ええじゃないか」シリーズは毎回テーマがあるようですが、
今回はフォークソング特集。


が、お客さんのほとんどが二十代から三十代の女性、ということで
フォークの世代ではないことが、
太郎さんや関さんにとっては
ちょっと残念そうでしたが、

世代ではないですし、歌っているひとの名前や曲名はぴんとこなくても
みんな知っている曲ばかりで、
その曲たちの威力というか、すばらしさというか、
そういうものを感じました。


本日は、テーマに合わせて、一匹さんの衣装が!
薄い黄色のニットジーパンに、黒い帽子を目深にかぶる、
というスタイル。


うわあ(笑)。


未だかつて見たことのない一匹さんの姿でした(笑)。


一昔前の学生っぽい、との声が。
なるほど。



演奏された曲たちは、
「『いちご白書』をもう一度」やら「あの素晴らしい愛をもう一度」やら
「なごり雪」やら「夕暮れ時はさびしそう」やら
「岬めぐり」やら「酒と泪と男と女」やら
全18曲!
世代の方にはたまらないのでは、と思います。


この時代の曲、どの曲も歌詞がすばらしいですね。
ていうか、すごいですね。
井上陽水の「氷の世界」の

まーいにーちー ふーぶき! ふーぶき!

なんかもかなりすごいと思います。
「こら!」
と、
思わずつっこみたくなります。
適当なんだか、考えに考え抜いているのか、よくわかりません。


「氷の世界」は、ライブ感覚満載で、
かっこいいアレンジで聴かせてくださいました。
何だか、一匹さんの動きが殺陣みたいに見えました。


途中、MCで次に演奏する曲の歌詞について少々話し合いが。

太郎:「三畳一間。住んだことありますか?」
関:「僕ありますよ」
太郎:「ありますか。僕は四畳半ならあるんですけどね」

とかいうお話だったので、
あー、次は「神田川」かしらね、
なんて思っていると、
太郎さんが曲紹介で


二俣川!


と叫んで拍手をもらっていました。

太郎:「わざとです」

って。
ですよね。
ぷぷぷ。



この日は3部構成で、1部と2部は色んな曲をおりまぜていらしたのですが、
2部はさだまさし特集!

さだまさし!

太郎さん、隠れファンだそうで。
「関白宣言」
「案山子」
「親父の一番長い日」
が演奏されました。

「親父の一番長い日」は、12分ぐらいある超大作。
演奏する方も集中力が切れないようにするのは大変だそうです。
この曲では一匹さんの小物使いがかなりすてきでした。
一匹さんも、使う直前までその楽器を隠しているような節もあり、
次は何が出るか何が出るか、とおもちゃ箱のようでした。

さだまさし。
「主人公」とか「雨やどり」とか
名曲だと思います。
第2弾でやってくれないかなあ。





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