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2005/12/11 ■ アルケミスト ワンマンライブ「くちびるに歌を待て」


アルケミスト= こんやしょうたろう(vo.) 井尻慶太(key.)

Additional Musicians =
ウエキ弦太(gt.) 吉川浩史(gt.) 渡辺悠(v.p.)
浜崎州平(ba.) 和佐野功(perc.)
SMOOTH ACE(重住ひろこ、岡村玄) & ツヤトモヒコ(cho.)

Guest = 八木のぶお(harm.)


アルケミストの3rd Album「くちびるに歌を待て」の発売記念ライブ。

どうですか、このサポート陣。
ちょっと盛り込み過ぎじゃないでしょうか(笑)。


全体的には、アルケミストらしい、
あたたかみと優しさたっぷり、遊びたっぷりなステージだったと思います。


特に、


何なんですか!
あのダンサーズは!(笑)

度肝を抜かれました。


かわいくて、少々セクシーな衣装の女性2人が
しょうたろうさんのわきを中心に、
ステージ上を所狭しとくるくる踊ります。


とっさに思い出したのは米米クラブ。
シュークリームシュだ!


しょうたろうさんやいじりんも一緒に踊ったりする場面もあって、
楽しそうでした。
いいなー。


そして、2人のギタリスト。


弦太さんはガットギター、アコギ、エレキと三本のギターを使用。
エレキギターを弾くのを生で見たのは初めてではないかと思います。
弾き方も、エレキギターだとなんだかちょっといつもと違う感じに見えます。
男前な弾き方でした。
立って弾いていたからかなあ。

・・・あ、いえ、いつもが男前でないというわけではないのですが(笑)。



キッカワさんは相変わらず飄々としていらっしゃいました。
バンドメンバーがリズムに乗って行進しながら入場してくる場面などでは、
ちょっと恥ずかしげに、
ほかのひとよりも小さめの振りで(笑)。
ぷぷ。
弦太さんは、慣れていらっしゃるのかノリノリに見えましたが(笑)。



それにしても、同じギターでも、
いえ、楽器は少しずつ違うのですが、
でも、あんなにも2人とも音が違うものかと。
個性なのですね。


と、ギタリストびいきな私としては、
バンドメンバーが多いので、
時にギターの音がわりと隠れてしまうことがあって残念でした。
ああ、その指、
そうやって動いている指が出している音をもっとよく聴きたい、と思いました。
もしかしたら、私が座っていた場所の関係かもしれません。


アンコールの「ありがとう ありがとう」では
『ありがとうはギターでも伝わるよ』と歌ったしょうたろうさんに
応えるようにはじまった
弦太さんのソロが印象に残りました。
歌、だったなあ。



ゲストにはハーモニカの八木さん。
ハーモニカの音は主張が強いように思うのですが、
ちゃんとしょうたろうさんの歌が聞こえてくる、
そんな演奏でした。
そういうセンス、とても好きです。さすがだなあ。



そして、
アルバムのタイトル曲、「くちびるに歌を待て」はやっぱり名曲だなと。

「生きている限り絶望なんてない。絶望の淵、はあるかもしれませんが」

というしょうたろうさんの言葉、
気持ちがほぐれたような気がしました。



『絶望の淵を歩くその時も くちびるに歌を待て』





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