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2005/12/28 ■ そういうところが大好きだ。


私がマンドリンを習っている先生が、
2、3日前から箱根方面に旅行に出かけていらっしゃるようでした。


昨日、先生からメールがあって、
「時間があったら小田原のパン屋さんに寄ってみようと思う」
とのこと。


“小田原のパン屋さん”とは、私の祖母と叔父のやっているパン屋のことです。


ありゃ、わざわざありがとうございます、
と、思いながら場所や営業時間などをお伝えしました。


生徒さんで、とてもひいきにしてくださっている方がいて、
先生も時々パン屋のことは気にかけてくださっていたので、
ご自分で実際に行ってみよう、と思われたのかな、と思いました。



ところで、


祖母は少し前から腰を痛めていて、
日常生活に少々不自由が出ています。

ちょっと前に、アンサンブルの練習を休んで、
祖母に会いに行ったことがあったので、
先生にはお休みする理由として、祖母のからだのことはお話ししてありました。


そしたら
なんと先生、
祖母にお見舞いの花束を持って行ってくださったのだとか。

祖母自身も、それを聞いた母も感激。


そして私も同じく。


うわあ! 先生!


うれしい。
うれしいいいいい。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

祖母も、どんなにか元気をもらったことでしょう。


で、先生にお礼のメールをしようと思いつつ、
昼間は忙しくて送れないでいたら、夕方、先生からメールが来て

「無事、行ってきました」

とご報告いただいたのですが、
そのメールにはお見舞いのことなんてひとことも書いてない。
そりゃ、自分から「お見舞いあげたよ!」なんて
普通言わないのかもしれませんが、

当たり前なのかもしれませんが、

先生の、そういうところが大好きです。



それと、お店に電話をしてから行ってくださったそうですが、
電話口で先生は祖母に

「けぇちゃんの友達です」

ておっしゃったそうです(笑)。
そういうとこも大好きです(笑)。





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