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2006/02/03 ■ 「GENTA Powelる!?」@ 荻窪 ルースター 「GENTA Powelる!?」@ 荻窪 ルースター 前半はこちら。 2ndのはじめはボサノバのわりとスタンダードな曲を 3曲メドレーで。 「Samba De Orfeu」(多分)〜「Wave」〜「One note samba」 メドレーというよりは、 弦太さんのアレンジに特徴的で、とても楽しい “ほかの曲を混ぜて弾いちゃえ!”的なつなぎでした。 そういえば、嘉門達夫の「いつのまにか曲がかわっちゃうシリーズ」をも 思わせます。 次は何にいつ変わるのか、と楽しみながら聴きました。 「宇宙飛行士」。 この曲は、私が知っているバーデン作曲の中で一番好きです。 最近はこの曲単体で演奏されることが多く、 それはそれで嬉しいのですが、 弦太さんがよくやっている「ジェット機のサンバ」の前奏的に この曲の前半が使われるアレンジもすてきなのです。 でも、そのアレンジが演奏されると、 「ああ、『宇宙飛行士』は今日はないんだな」 と残念に思ったり、 反対に、「宇宙飛行士」が単体で演奏されると、 「『ジェット』のあのアレンジは今日はないんだな」 とがっかりしたりします。(勝手) 前回の「Powelる」では、 この曲が初めて全編演奏されました。 期待していたわりには、わりとあっさり終わってしまって 「なんだよう、もっと聞かせろ」(勝手) と思ったのですが、 今回は途中に各々のソロが混ざったりして盛り上がりました。 中でも長岡さんのパンデイロソロ。 ひょいっと立ち上がって演奏します。 パンデイロが長岡さんの両手の中で弾んでいるように見えました。 色々な振り方や叩き方があるのだなあ。 身体全体を使って演奏するその様は、とても楽しげでそして とても「柔軟な」という印象を受けました。 長岡さんのソロ中にも弦太さんと新岡さんが 「いいよねー」と話し合う(?)場面がありましたが、 ソロが終わると弦太さんがオンマイクで 「いいなあー!」と叫んだりして(笑)。 いえいえ、あなたにはギターがあるではないですか、と思いましたが(笑)。 新岡さんの楽器、ちょっと前に弦を張り替えたのだそうです。 ソロで高い音の弦を鳴らすと、 なるほど、少し、ですが、明るい音がするような気がする。 でも、ウッドベースは明るい音がしない方がいいいのだそうです。 「そうなんだ!」とびっくりしました。 楽器によって色々違うのですね。 「ビリンバウ」 前回のパーカッション・小松誠司さんもそうでしたが、 長岡さんも本物のビリンバウをたたいていらっしゃいました。 真ん中あたりについているおわんのような丸い入れ物(?)を おなかにくっつけたり離したりして、 ぶひょんひょおん、というふしぎな音を出していらっしゃいました。 面白くてじじっと見つめてしまいました。 アンコールには弦太アレンジ「浜辺の歌」。 途中に「宇宙飛行士」の後半部分と、「ジェット機のサンバ」が混ざる、 楽しいアレンジです。 「初めてのかたには、『こんなのもあるぞ』ということで」 と紹介の後に始まりました。 本編の「宇宙飛行士」が、わりといいテンポだったのに対して、 こちらは「浜辺の歌」のテンポなのでゆるやかで、 また違った「宇宙飛行士」が楽しめました。 途中で「宇宙飛行士」が出てくると、 お客さんの中の「Baden Powellファン」らしき男性が、 「おお」という表情をされたのがわかりました。 うひ。 うひひひ。 勝手に「どーだ!みたか!」と思いました(笑)。 「歌は無しです!」と宣言がありましたが、 前回の「Powelる」のように、Wアンコールがあったら歌っちゃうのか?と 思って期待していたのですが、 時間がわりといいところまで来ていたからか、 アンコールは1回で終わり。 ざんねーん。 |