web広告 ■■戸田和雅子 Masako Toda

-- 2006 Live Report

戸田和雅子さんのライブを観に行った記録。

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■■トーキョー・イルミネーション at 吉祥寺 Star Pine's Cafe


 全体的なことはこちらに書きました。


 戸田さんはグレー地に白の大きめな水玉模様のワンピース。
かわいいなああ。


 片方のオリジナル曲を、
もう片方がメインでボーカルを取りながら 歌い合う場面が多かったです。

中でもすてきだったのは、

戸田さんがメインで、種さんの「泣いた」を。

戸田さんはこの曲が大好きなのだけど、
種さんはまだライブでは一度もやったことがないそうです。
「なんでやらないんだろう?といつも思っている」
と戸田さん。


楽曲は戸田さんの声にとてもよく合っていて、
戸田さんの声は種さんのコーラスともよく合っていて、
とてもすてきでした。


 このイベントのために、
種さんと戸田さんは一緒に曲を作ったそうです。

種さん曰く
8分で作った”曲。

あとから、
「まあ、8分てことはないか」
と笑っていらっしゃいましたが(笑)。

タイトルは

「これってアリ?」

歌詞は『ダメな男の歌』的(笑)。
「これがアリなら世界は闇」
とか歌っていらっしゃいました。
わはは。


 最後には、
「The Rainbow Song〜虹の女神」
をjeff gordon bandのひとたちと一緒に演奏。


圧巻、
というよりほかない演奏でした。

種さん、かっこいいなあ。


 ライブ会場にはフロアの横の方に、大きな柱がありました。
MCで戸田さんが
「この柱の向こうにもお客さんがいるのかどうか、
とても気になっているんです」
と言うと、
「いるいる」
というお返事が。

「じゃあ、見えないひとは透視してください」

と言った後ちょっとして、

あれ、“透視”でいいんですよね?

と確認。


・・・


いや、
そもそもが普通のひとは透視できないです。
と、林邦洋さんにつっこまれていらっしゃいました。

戸田さん、
戸田さんのそういうところが好きです(涙)。

戸田さんはその後ちょっとの間、
自分で自分のツボに入ってしまったようで、
笑いが止まらず、大変そうでした。

ぷぷ。






■■06.11.05 ヨコハマ歌娘 at 横浜 Thumbs up


 シミズリエさんのバースデーライブ。
出演者は女性ばっかり。
ほかの出演者は、笹生実久さん、きのしたなおこさん。

笹生さんはギター弾き語り、
きのしたさんはピアノ弾き語りでした。

きのしたさんがとてもすてきだった。
きのしたさんが最後の方に歌った曲で、
歌詞で「ドレミファソラシド」と歌うのに、
音がドレミファソラシドじゃない部分があって面白かった。


 戸田さんは3番手。
衣装は白いふわっとしたワンピース。
かわいいいい。
久しぶりにギタリスト・ウエキ弦太さんとおふたりでの
出演でした。


 題名のない新曲。
「化粧しているきみよりも していないきみの方が好き」
という歌詞の、
聴いているとしあわせな気持ちになるあの曲。

戸田さんは安定して気持ちいい感じ。
それに、弦太さんがぽんぽんと色を加えていきます。
戸田さんと弦太さんの組み合わせはこういうところがすてきだ。
その曲のイメージを壊さずに、全然ちがう表情を見せてくれる。


 林邦洋さんのカバー。
(タイトル忘れてしまいました。)
戸田さん、好きでよく聴いていらっしゃるそうです。
歌詞が印象的でした。
じわん、としました。
私もそんなふうな気持ちでいたい。


 シミズリエさんが入って3人での「11月」。

「ずっと『いつか戸田さんといっしょにやる!』と冗談のように
言っていたことがかなった」

とリエさんは嬉しそうでした。
が、かなりの緊張だったようで、
その緊張がこちらにも伝わってきてどきどきしました(笑)。
ヒイィ。


 戸田さんは最後のセッションにも参加。
セッションが始まるかなー、と思ったところで、
突然弦太さんが、「ハッピーバースデー」を弾き始めると、
戸田さんがそれに乗ります。

ろうそくを立てたケーキが登場して、
リエさんのお誕生日をお祝いしました。

「ハッピーバースデー」は途中からテンポアップするアレンジ、
ああこれは!
キロロライブ〜神田でもやっちゃうナイト!」で聞いたことがある!

どうやらリエさんには内緒だったもよう。
うまくいって良かったですね☆


 そして、この日はウエキ弦太さんもお誕生日。

リエさんへのサプライズでは重要な役割を果たした弦太さん、
弦太さんへのサプライズはまったく予想外だったようでした。


え、オレ?


と何度か戸田さんに向かって確認していらしたような(笑)。


 セッションは歌詞に「桜木町」と出てくる
「One more time, One more chance」。

4人のボーカリストたちが順番に歌い、
サポートミュージシャンたちも全員出演、という豪華なステージでした。

途中、弦太さんがカポを不意に取り付けました。
転調するのかと思ったら、
そういうわけでもなかった。
何かの工夫でしょうか・・・。








■■あかいよる at 渋谷 7th Floor


 イベントのタイトル「あかいよる」にあわせたのか、
戸田さんは赤っぽいチェックのブラウスと、
赤い靴をはいていらっしゃいました。

かわいい。

赤いの、最近はめずらしいな。
白とか黒とか青とか多いような気がします。



 MCで若干あわあわしてしまった戸田さん。


「ああ、またぬー子に怒られる」


NUU子!

楽屋の方から、NUUさんの笑い声が聞こえました(笑)。



 戸田さんはこの日、
クラシックギターのような形のガットギター。
戸田さんの声とガットギターの音と、
歩さんのチェロの音。
とてもよく馴染んでいました。


歩さんのチェロが、戸田さんの声とハモったりする部分があって、
おもしろいなあ。

pizz.でベースのように支えたり、
弓で弾いてコーラスのようにハモったり。

わああ、と感動しながら聴きました。



 中でもよく合っているなあ、と思ったのが、
「何でもない一日」

戸田さんの歌い方も普段と少し変わって、
きれいなだけではない感じ。


この日、開場が少し遅れて、
入り口のところで待っていた私は、
戸田さんのリハをちらりと聞くことができたのですが、
そのときこの曲をやっていました。

私、扉越しのその音に感動して
「戸田さんがすげー!“だが”がすげー!」
と、勢い余っておっとにメールしたのでした。

あ、“だが”というのは歩さんのことです。
橋本だが!」。



 戸田さんと歩さんの組み合わせは、
プチっとワンマン」の時に、
阿部美緒さん(vn.)、ウエキ弦太さん(gt.)と4人での演奏を
聴いたことがありますが、
あの時とはまた違った印象を受けました。


もっと聴きたかったなあ。
30分なんて短い。
またおふたりでやって欲しいです。





■■06.09.18 in the groove 2006 at 表参道FAB


 Inter FMの番組「SPACE TRIAL」の公開収録も兼ねていて、
出番が終った出演者が会場後方の特設ステージに現れて、
数分間トークをする形式になっていました。

対バンにPHONES、INSPi、SHUUBI。
戸田さんはSHUUBIさんのステージにコーラスと、
アンコールで全員がステージに戻ってきたときにも出ていました。


 MCで、

「今日は若い男子がたくさん出ます。
普段こういう機会があまり無いので楽しみにしています」

とか、

「(お客さんに)ギャルがたくさん!」

と騒いでいて、

自ら
オヤジ的発言
SPACE TRIALの収録の進行をしていたDJの方には
発言がおっかさんですね」
とつっこまれていました。


 「私の妄想」。

戸田さんが、

「これは一目惚れの歌。
まだ話してもいないのに、一目見ただけでぱあっと頭の中に妄想が広がって・・・」

とお話しすると、
急にざわつく客席の『ギャル』たち(笑)。

戸田さんはそれを見て

「何だか思い当たる方がたくさんいらっしゃるようですね。
だいじょぶですか?」

と問いかけます(笑)。


よくギターに変化が付いて楽しいこの曲。
この日も色々変わったところがあって面白い。

最後は「じゃんっ」と弾ききって、
おお、なんだかかっこいい感じ。


 「しゃべりたくないわけじゃなくて」。

「一目惚れからもう少し進んだ歌」とのこと。

そうやって並べて解説されると、
また違った雰囲気で聴けます。


 全グループ出演の後のアンコールは
スティービーワンダー「I Just Call to Say I Love You」。

INSPiも一緒だったので、
以前コーラスグループをしていた戸田さんが活躍してくれるのでは、と
思っていたのですが、
あまりにも人数が多すぎてあまり発揮されていませんでした(笑)。

転調するアレンジで、
調が変わるたびに「んんん!」と真ん丸く見開かれる戸田さんの目が
面白かったです。
ふふふ。

歌い終わった後、SHUUBIさんと2人だけで顔を見合わせてお辞儀しあったり、
女子組で仲良くしていらっしゃるようでした。






■■CROSS GATE Presents“Premium Saturday LIVE” at 桜木町 CROSS GATE


 久しぶりな気がするクロスゲートでのライブ。
サポートメンバーは発表されていませんでしたが、
パーカッションに竹本一匹さんと、ギターにsmall colorのオオニシユウスケさん。
夕方から2ステージで、ゆったりした雰囲気のライブでした。


 始まる頃、パラパラと雨が。

あわててビニールシートを広げるスタッフの方々。
そこへ一匹さんがやってきて、
ビニールを小さく切って、
ボンゴ、ジャンベの皮の上にテープで固定。

ビニールコーティング!

おおお。

珍しいもの見た。

演奏がはじまって少しの間は、
その“ビニールコーティング”なままで叩いていらっしゃいました。


 戸田さんは戸田さんで、降り出した雨に慌てたのか、


「心の中で雨乞いをしてください!」


と叫んだりして(笑)。

すぐ

「あ、間違えた。逆でした。
雨乞いの逆をしてください!」

と言い直していらっしゃいました。


 先日の「ロイヤル★」で初披露された新曲が歌われました。
『化粧しているきみよりもしていないきみの方が好き』
という歌詞のどきどきしちゃうアレです。

先日聴いたのとところどころ変わっているような気がしました。
少しずつ改良を加えて、ずっと歌い続けていく曲になるのかな。
わくわく。


 「いまだけは」は
すき間のたくさんある感じのアレンジ。
そのすき間に一匹さんが鋭く入り込みます。

ひょえー。

かっこいい!

オオニシさんもうまく絡んで、
3人でびしっと。


 「ポピー」。
2ndアルバムに入っている一匹さんのボンゴの音が入った演奏がとても好きです。
楽曲自体にも、戸田さんの声にもよく合っている気がして、
なんだか、じわん、としちゃいます。

あの細かい音は指で叩いているのだなあ、と
しげしげと見ておりました。


 MCではそれぞれのHPの宣伝などもありました。
戸田さんは、

「一匹君もHPありますよね。
イッピキドットコム・・・じゃないか。

・・・(一匹さんが何やらつぶやく)

『それでいい』て言ってますが(笑)。」


「それでいい」!


あはは!









■■06.07.17 職業音楽家百科〜た行 戸田和雅子 at 神田イゾルデ


 本園太郎さん(gt. & vo.)、竹本一匹さん(perc.)が月1回ペースでやっていらっしゃる、
「職業音楽家百科」というライブシリーズのゲストに戸田さんが出演されました。

このライブ、「あ行」から「わ行」まで、
お名前の頭文字によっておふたりにゆかりのあるミュージシャンを招いて、
そのゲストの音楽のルーツを探る企画。
戸田さんは一匹さんつながりで「た行」のゲスト。

太郎さんとは初共演。
一匹さんとは、一匹さんが上京してすぐぐらいのころに出会ったのだとか。



 1st 1曲目は「アイスクリームの歌」。
みんなのうたの曲で、子どもの頃に好きでよく歌っていたそうです。
知ってる知ってる!
こども向けのコンサートで歌ったことがある、とおっしゃっていました。

一匹さんのグロッケンが「プリティ」(太郎さん曰く)なアレンジでした。
グロッケンで合いの手を入れるたびに「にやり」とする
一匹さんが印象的でした。

この日はきらきらした曲がたくさんだったので、
一匹さんの金物系楽器がとてもすてきでした。
何かの曲で、一匹さんがバーチャイムのミュートを使っていらっしゃいましたが、
ミュートを使うのを「あ」と思って見たのは初めてだったかもしれません。



 小学生の頃は「このひと命だった」という
松田聖子さんの「小麦色のマーメイド」。
戸田さんは「聖子ちゃんになりきりすぎないように歌います」とおっしゃっていました(笑)。

戸田さんの聖子ちゃんきたー!
かわいいーー!
かなりきゅんとしました。



 子どものころにお兄さんと一緒にLPを買ったりして
はまってよく聴いていたという「Rock Around The Clock」。

太郎さんがこういうのを歌うのはイメージ通りですが、
戸田さんがこういうのを歌うなんて!

おおお!

初めて聴いた!

と思ったら
「人前で歌うのは初めて」
とのことでした。



 ニール・セダカ「悲しき慕情」と
マンハッタン・トランスファーの曲は(曲名わかりませんでした)
戸田さんのコーラス人生(?)に大きく関わっている曲のようです。


ニール・セダカは多重録音をするひとで、
その音を聞いてコーラスに興味をもったかもしれない、とおっしゃっていました。


マンハッタン・トランスファーの方は、
大学時代にアカペラサークルでグループを組んで、
初めて歌った曲とのこと。



 Fairground Attraction「Perfect」。
「Allerujha」「The Moon is Mmine」につづく、Fairground Attractionのカバーです。
Fairground Attractionの曲は、ほんとに戸田さんによく合う、と思います。
大学時代に、Fairground Attractionの曲だけ歌うグループを組んでいたのだそうです。

ほえぇ。

アルバム1枚しか出ていないはずなのですが、
レパートリーも超限定な感じのグループですね。
おもしろい。



 EPOさんの「涙」。
戸田さんは

「EPOさんの楽曲はすばらしい。
歌うのも好きだけれど、曲が良くないとだめだ。
楽曲至上主義だ!」

とお話しされていました。


一匹さんがすかさず
「それは、自分が歌うんじゃなくて、誰かに曲提供してもいい、ていうこと?」
と質問。

戸田さんはちょっと考えて
「そうですね、機会があれば歌ってもらいたい」
と答えていらっしゃいました。

おおお。
そうかあ、そんなことを考えていらっしゃるのですね。
ちょっと意外でした。



 2nd 1曲目は最近のレパートリーから「My Favorite Things」。
一匹さんとふたりで。
一匹さんは「ギター、超うまくなったよね!」と感心しきり。

私、戸田さんの弾き語りライブ第1回目を観に行ったのですが、
あの時のどきどき感、忘れられない(笑)。
自分の書いたライブレポによると、どうやら5年くらい前のことのようです。
その時間でそこまでできるようになったのだもの、すごいです。



 エルビス・プレスリーの「Hound Dog」。
戸田さんのは歌わず、ギターのみ。

戸田さんのギターソロでたー!
オクターブ違いの音を和音で弾く技も使っていらっしゃいました。


終わると、


「アレ? ソロ短かったですよね? 
倍ぐらいあってもよかったんじゃないかな。ひひひ」


と、戸田さん。
わはは。
強がりだ(笑)。


すかさず、おふたりがカウントして、
ふたたび戸田さんのソロの部分のみ演奏(笑)。

あはははは!


「さっきよりちょっと音が増えてたよね」


と、一匹さんがコメントしていらっしゃいました(笑)。



 種ともこさんの「KI・REI」。
戸田さんが主催されていたライブシリーズ「渋谷式夜過法」に、
種さんが出演された時に、
おふたりで歌われた曲です。
あのライブもよく覚えています。

種さんが
「自分は気の合う女性がなかなかいないのだけど、戸田さんとは一緒にやれる気がする」
というようなお話をされていたような。
あのライブが種さんのサポートをするきっかけになったのではないか、と思います。



 モモクロビックのデビュー曲「微笑みにくちづけ」と
The Pip Pops「坂道」。

かつてやっていたグループのレパートリーからの選曲です。
「坂道」はCDでもギターがよく聞こえるアレンジですが、
あのギターを今は戸田さんが弾いている!
と思うと、何だか感動的でした。



 アンコールでは
戸田さんと太郎さんのデュエット!なんていう珍しいものも聴くことができました。
演奏されたのは「Hey Paula」。

あははは!

いや、いい!


いやー、珍しいものがたくさん聴けて、
普段聞けないようなお話も聞けて、
とても充実した時間でした。






■■種ともこ ウタイツガレルウタ at 青山 月見ル君思フ


 種ともこさんのデビュー20周年記念、マンスリーライブ。
最終回の今回は、ゲストは迎えずに、
サポートメンバーがひとり増えました。

サポートメンバーは戸田さんのほかに、
楠 均(perc.)、吉井 功(gt. & ba.)。



 戸田さんはギターもコーラスも、そして小物楽器も、
がんばってしっかりこなしていらっしゃいました。

コーラスだけしているときは、心なしか表情がゆるむ気がします(笑)。
たいへんなのですね。



 MCでは、
「いい曲ばっかりで、もっとほかの曲も知ってみたい!」
と言った後、


「あああ、やっぱりいいです!」


と口走ったりして、
種さんにつっこまれていました。

「だって、たいへんそうだな、と思って」

とのこと。

あは。

やっぱりたいへんなのですね(笑)。



 私は知らない曲が多かったのですが、
知っている曲の中では「きみとあるいてく」が良かったです。

元気のいいアレンジで、
楽しい気持ちになりました。








■■06.06.21 夏至の夜のキャンドルライト at 谷中ボッサ


 出演は、戸田和雅子(gt. & vo.)、
small color〔オオニシユウスケ(gt.)、良原リエ(vo. & acc. etc...)〕



 small colorはギターとボーカル&小物やアコーディオンというふたり組。
良原さんの使っていた小物の中には、
アップライトピアノの形をしたおもちゃのピアノ、
古いものらしく、ピッチは甘かったですが、
音色も見た目もなんともかわいい。



 演奏された曲は戸田さんのオリジナルや、
small colorのオリジナルや、カバー曲も。

なかでも、Fairground Attractionの「Allelujah」。
戸田さんが歌うの、
久しぶりに聴きました。
ろうそくの灯りのなか、とても神聖に聞こえました。
気持ちよかった。

一昨年のクリスマスあたりでのライブで戸田さんが歌っていて、
かなり気に入ってCDを買ったりして自分でも聴いています。



 アンコールはスタッフの方から(多分)リクエストで
「Passing」。


ええええーー!!」と戸田さん。


あは。


「Passing」を歌うときは準備が必要なのですね。


なんていうか、

“よりみち”をしながらわりと自由にラフな感じで歌う戸田さん。
譜面なしの状態でそれにあわせて、
しかもソロまでやっていたオオニシさん、すごい。






■■06.06.18 ロイヤル★ at 渋谷 7th Floor


 毎年恒例、長谷川都さんとの6月のツーマンライブ。
今年のサポートメンバーは入倉リョウ(perc.)、高井亮士(ba.)。

前年、前々年とサポートで参加されていたウエキ弦太さん(gt.)は今年はお休み。

MCで長谷川さんが

「仲間はずれにしたわけじゃありません。
自分だけ来られなくて、スネてました

と、弦太さんのことに少々ふれていらっしゃいました(笑)。



 1曲目は戸田さんと長谷川さんがふたりで、
鉄琴のデュオ。

戸田さんは、種ともこさんのマンスリーライブのサポートを始めてから、
確実に鉄琴が上手になりました。

12月あたりはあんなにどきどき感満載だったのにい。



 「ふたりで1曲ずつ新曲を作ってこよう!」と約束したそうで、
それが披露されました。


戸田さんの曲は
ボサノバ風のリズムで、上昇音形が印象的なメロディ。


化粧をしていない時のきみが好き


とか


抱き合うと顔が見えない 見つめるとからだが離れてしまう


とか
歌詞が印象的な曲でした。

どきどきします。
ぽわん。



 「新曲を作ってこよう!」のほかに、
もうひとつ、相手がリクエストした相手のオリジナル曲を、
それぞれ弾き語りで歌う、という企画がありました。

戸田さんは、長谷川さんの「今は昔」。
長谷川さんは、戸田さんの「100% RED」。

戸田さんは、自分でリクエストしたにもかかわらず、
自分でも「100% RED」を弾き語りでやったことなかった、と
衝撃的発言をしていらっしゃいました。
わは。



 アンコールでは、
この6月のツーマンではおなじみの、共作も披露されました。
戸田節も、長谷川節もたっぷりな
その名も「ロイヤル★」。

ちょっとクラシカルな雰囲気も漂う、
すてきな曲でした。


一昨年「ムーイック」の時の「空をつかめ」、
昨年の「ロッキィ☆セブン」の時の「ハーモニー」(多分)、
に続いて、素晴らしい。



 最後にはみんなで「空をつかめ」も歌って、
とてもとても楽しいライブでした!

長谷川さん、6月いっぱいでしばらくライブ活動をお休みされるそうですが、
ゆっくりお休みして、
また来年、この企画が観られたらいいなあ、と思いました。








■■06.06.13 【ラジオ番組】SPACE TRIAL  InterFM


 6月、第2回目。


・・・あれ、何だか戸田さん今日はおとなしいのですね。

と、思ったら、


「先週の収録の後、スタッフに
『戸田さん、キャラがいつもと違う』と言われた」


とのこと。

あは。
アレはそう言われてもおかしくない!(笑)
ぽっぽこぽっぽっぽー、だものなあ。



 そんなわけで、終始おさえめなしゃべり口の戸田さん。
スロウロリスのおふたりが少々あおったりするもののの、
なかなか乗ってきません。

挙げ句の果てに


私はいつも平常心です


!!!


ぷ。

戸田さんがいつも平常心だったら私、
こんなに愛してないわ!(笑)






■■06.06.06 【ラジオ番組】SPACE TRIAL  InterFM


 6月分第1回目の放送でした。

自由なスロウロリスのおふたりを
何とかしようとするのはもう諦めたのか(笑)、
戸田さんも一緒に暴走!な感じの放送でした。
あははは。
楽しい(笑)。



 表参道 FABのライブ情報を伝えるコーナーがありますが、
その中に戸田さんのお友だち 長谷川都さんのお名前が出てきました。


「そしてなんと、長谷川都!」


と、長谷川さんのお名前を叫ぶ戸田さん。


そのあとすぐに


みやぽ!みやぽ!ぽっぽこぽっぽっぽー!


という意味不明の叫びが。
あはははははは!
なんだそれ!(笑)


戸田さんは長谷川さんのことを「みやぽ」と呼ぶのでした。
ちなみに、長谷川さんは戸田さんのことを「まさこちゃん」と呼ぶ。
「まさこちゃん」と呼ぶ方も珍しいですが、
でも、別にフツー。
なのに「みやぽ」だなんて。



ほかにもおかしなことをたくさん言っていたような気がしますが、
すっかり忘れてしましました。
ざんねん。








■■06.05.14 「歌う小鳥」ツアー Final at 渋谷 7th Floor


 出演は 戸田和雅子(vo. & gt.)、NUU(vo.)、笹子重治(gt.)。

 まずは3人で「『歌う小鳥』のテーマ」的な歌をさらっと演奏したあと、
戸田さんのステージ。

戸田さんひとりで


 「My Favorite Things」は終わりの方のアレンジが少々変わっていました。
「弾き語り用にアレンジしていたら、暗い感じになってしまった」
とMCでおっしゃっていましたが、
その暗い感じを取り除こうとするように聞こえました。
より、戸田さんっぽくなったような。


 「霧雨」はライブの最後に歌われることが多かったように思いますが、
最近は、歌わないことがあったり、
今回のように真ん中あたりに配置されたりと、
使われ方が変わってきているように思います。

奇しくもこの日は母の日。

「みなさんの大切なひとを思い浮かべながら聴いてください」

の言葉に、みんなそれぞれ思い浮かぶお顔があったのではないかと思います。
いつも以上に、じわん、と広がるように聞こえました。


 ここからは笹子さんを迎えてのステージ。

戸田さんと笹子さん、それぞれ別々の演奏は聴いたことがありましたが、
いっしょにやるのを聴くのは初めてでした。

戸田さんはギターお休みで、ギターは笹子さんだけ。

笹子さんのギター、やっぱりすごい。
戸田さんの曲たちも新しく生まれ変わったような感じがしました。
そして、結構ぐいぐい行く感じ。
戸田さんをひっぱるひっぱる!
うひゃあ(笑)。


 「100% RED」ははじめはゆっくり、しっとり始まって、
途中から少しテンポアップ。
テンポアップしてからも初めのうちは“雨の日の静かな窓辺”風だったのが、
徐々にアツい雰囲気を持っていきます。
それがもうかっこいいのなんのって。
うわーん。
バンドアレンジより盛り上がったんじゃないかと思うほどでした。


 「水たまり」。
「自分がギターを弾かなかったことがない曲。
この曲はこういうふうに弾いてもらいたかったんだなあ、と思いました」
と、戸田さんがおっしゃっていましたが、
出だしのインパクトからすごかった。

笹子さんの鬼弾き出たー!(笑)

あんまりにもすごかったので、聴きながら「あははっ」と笑ってしまった(笑)。
戸田さんもスピードに乗って、気持ちよさそうでした。


 NUUさんも迎えて「わたしの妄想」。
MCが一気ににぎやかに(笑)。

NUUさんが「相変わらずすてきなお声」と褒めると、
戸田さんが照れ隠しか

そんなおっきな頭してー
(NUUさんは髪をくるん、とアップにしていました。)

と言ったり、

NUUさんの衣装(緑のブラウス+真っ赤なストール+ストライプのパンツ)を指して、

今日は、スイカですね☆

と言ったり、
トークが炸裂。いえ、爆裂。
それでこそ、とだまさこ。


 NUUさんのステージでも、戸田さんはコーラスで参加。


「さぁたぁあんだぎぃーのうた」と「123456789,10」では
戸田さんが大暴走!


NUUさんに
「どんだけ本気なんでしょう、このひとは」
とか
「ひとりの歌手が暴走中です!」
とか言われていました(笑)。

この2曲は、私たちお客さんもみんないっしょに歌ったりして、
かなり楽しかったです。


 アンコールの
にも戸田さんは参加。

笹子さんは、大貫さんともEPOさんともやったことがあるそうで、
戸田さんとNUUさんが

ギターだけはほんものです!!

と騒いで嬉しそう(笑)。


 MCでは
NUUさんが首にかけていた赤いストールを、
ピアノの上に置いていたのを見て、

「NUUちゃん、これ、ピアノの中に入ってたやつ?

と言ってみたり、
いじめっこの片鱗が見え隠れ(笑)。

が、

NUUさんも負けていません。
戸田さんが「えへん」と咳払いをしたのを聞いて、

「咳払いを本気でマイクにのせる歌手なんです、このひとは」

と指摘したりしていました(笑)。






■■06.04.25 【ラジオ番組】SPACE TRIAL  InterFM


 4月分最後の放送でした。
戸田さんは5月はお休み。

「6月に雨とともに帰ってきます!」

とのこと(笑)。

そうか、雨の日好きなのですよね。
戸田さんの曲に雨や水の曲が多いのも、だから(と思う)。



 「歌う小鳥ツアー」についてのアナウンスがありました。
2日は大阪での公演。
2日に行って3日に帰ってくる、とおっしゃっていました。
あら、忙しいですね。

スロウロリスのおふたりに

「“小鳥”ってのは、誰なんだい?」

と聞かれた戸田さんは

「それはもう・・・おこがましくて言えません

とおっしゃっていました。
わはは。


ん、チケットやチラシに描かれているイラストの“小鳥”は
ギターで参加されている笹子重治さんです、
と、以前に戸田さんがおっしゃっていましたが、
「歌う小鳥」の“小鳥”も笹子さんのことかしら?(笑)



 スロウロリスのおふたりがあんまり自由にしゃべるので、
戸田さんは少々黙殺気味(笑)。
短い番組なのに、伝えることがたくさんあるからかなあ。

戸田さんが無反応で次へと進行するたびに、
スロウロリスのおふたりが


「あ、また投げられた」


と、残念そうに言うのが面白かったです。








■■06.04.19 【ラジオ番組】SPACE TRIAL  InterFM


 ライブではありませんが、
戸田さんが1ヶ月おきに毎週火曜日の深夜、
パーソナリティをつとめる「SPACE TRIAL」。
この日は放送第3回。

戸田さんはスロウロリスのおふたりと3人で、
表参道FABでその週に行われるライブのうちいくつかをピックアップして
紹介するコーナーを担当されています。



 初回はスロウロリスのおふたりが戸田さんに向かって、

「何て呼んだらいいんですか?」

と質問したりとか、
(「とださま」とかいう案もあったような(笑)。)
そんなところから始まっていましたが、
今回ではもう「とだちゃん」と呼ばれていました。



 スロウロリスのおふたりのどちらかが、

「おれはもう5月病だよ」

と言うと、


ははーん。季節先取りですね☆」


と応えたりとか、


あるライブの開場・開演時間を伝えたあとに、


「あ。間違えました。えへへ」


とか、
(結局間違っていなかったようですが、)


ほんの、10分ちょっとの番組で、
ライブ情報を伝える時間も長いのですが、
戸田さんのカラーが節々から感じられて、
聴きながら、うひゃひゃひゃひゃ!と笑ってしまう場面多数。



 スロウロリスのなおたかさんの目覚ましが
戸田さんの「その瞬間を」
になっているとか。

あ。私もダウンロードしようっと。
着うた。



 ところでこの番組、
お便りを募集しているそうですが、
10分ちょっとでこの内容の濃さ、
いったいお便りはどこで読むつもりなのか・・・。

気になるので、ネタを考えてメールしようかと。
ぷぷぷ。






■■06.03.26 種ともこ ウタイツガレルウタ 〜デビュー20周年記念マンスリーライブ〜 at 青山 月見ル君思フ

 種ともこ(vo. & key. & gt.)
戸田和雅子(cho. & gt. & perc.)
朝倉真司(perc. & cho.)
ゲスト:Dr.kyOn(vo.& key.)


 戸田さんがサポートで出演されている、種ともこさんのライブを観に行ってきました。
戸田さんはギターとコーラス以外に、実にたくさんの小物楽器を担当。

 ハーモニカ、
 シェーカー2種、
 コンサートベル、
 ミニ鉄琴、
 リコーダー(黄色)、
 レインメーカー、
 鈴、
 タンバリン、
 などなど。

時には両手に違う楽器を持って、違うリズムを刻んだりすることもあって、
これが先日ライブのMCでおっしゃっていた

「もーたいへん!」

てやつかあ、と思いつつ、
わくわくしながら観ておりました。



 コーラスはパーカッションの朝倉さんもやっていらして、
3声がとてもきもちよくハモっていました。

戸田さんの声って、誰の声にも合っちゃうのかな。
「合わないな」と思うことがないような気がする。
それとも合わせるような工夫をしていらっしゃるのかな。

そういえば前に、
「コーラスグループのときは、
どういう口の形で声を出したらほかのメンバーの声とうまくハモるか、とか
考えながら歌っていた」
というようなことをおっしゃっていたことがあるような。


途中、3人がアカペラで歌う曲もあったりして、
ああ、コーラスグループ時代の戸田さんて、こんなだったのかな、
と思いながら聴きました。
楽しそうだった!
てゆーか、朝倉さん歌うまいですね。



 このマンスリーライブ、毎回ゲストがあるそうですが、今回のゲストはDr.kyonさん。
元ボ・ガンボス。
ピアノを弾く方で、種さんがデビュー前から憧れていらした方なのだとか。
力強くて少々重い音のピアノ。

見た目は坂本龍一さんみたい。
メガネをかけて、髪はあごぐらいの長さで、服装もシャープな感じで、
ちょっとこわそう。


でも、しゃべり始めたら


おもしろー!


関西の方で、「吉本新喜劇で育ちましたから」とおっしゃっていました。



 演奏された曲も面白かった。


生物学者・本川達雄さんの「一生の歌」という曲では
お客さんに無理矢理コーラスを要求したり、
振り付けを要求したりしていらっしゃいました。

それが、何とも言えない“間”(笑)。


キョンさんの出番、最後の曲では、
途中、ステージ上全員にソロを回す部分なんかもあって、
戸田さんに向かって


とだまー!!


と呼びかける場面も。


戸田さんは「うぎゃー!」というお顔をしながらも、
ギターでソロを披露。
うひょー!
最近、ギターでも活躍の場面が増えてきていますね。
わくわく。



 MCでは戸田さんは

自分のライブではべらべらしゃべるくせに種さんのライブではあんまりしゃべらない」

と何度もつっこまれて

「あたりまえのことじゃないですか!?」

と少々“つっこみ”(自称)らしい発言も見られました。
おお。



 種さんがチューニング中にMCを振られて、
先日のSWITCHのライブの打ち上げで、空耳と妄想が大暴走した時のお話が。

そのライブの翌日には競馬があったそうで、
一緒にいたライブの主催者の方が、

「ディープインパクトで武豊が出る」

と言ったのを

Deep Forestのライブにタケカワユキヒデさんが出る

と勘違いして、少しの間、
「一体どういうつながりで・・・」
と、本気で考え込んだそうです(笑)。
さすが!









■■06.03.18 HIGH BRIDGE GOES TO EBISU "エビブリ Vol.9" at 恵比寿 Switch


 戸田さんひとりでのライブはかなり久しぶり。
衣装は紺色でロングなワンピース。
胸に黄色いお花のコサージュ(ブローチ?)をつけていらっしゃいました。


 演奏されたのは
(多少順番が違うかもしれません。)

 「わたしの妄想」や「水たまり」、「でかけよう」は
比較的いつもアップテンポで調子よく演奏される曲ですが、
この日のアレンジはどれもみんなゆったりゆるやか。
特に「水たまり」はびっくりしました。
全然違う曲のようです。

最近の戸田さんはこういうふうに、
自由にアレンジして演奏されることが多くて楽しいです。


 最後は「雫のドーム」。
いつもは「霧雨」が歌われるこのポジション。
この日は珍しく「霧雨」はなしでした。
全体のゆるい雰囲気にぴったりはまる演奏。
ふう、と長く息をつきたくなるような。


 演奏もゆったりでしたが、MCも全体的にゆるめで自由な感じ。

曲を始めようとして、
「あ、そういえば!」
と戻ってくる様子は、
こちらもMC大好きなギタリスト氏が思い起こされました。


 「最近ボケがひどくって」
と話し始める戸田さん。

「20代前半ぐらいまでは、
自分はつっこみキャラだと思っていた

と言うと、
会場から失笑が(笑)。

「何ですかその失笑は!」

と少々不満げ。

いつもお財布にスイカやパスネットを入れているそうですが、
改札を通り抜けようとした時に手にしていたものが家の鍵だったり、
家の鍵を開けようとした時に手にしていたものが財布だったりしたことが
あるそうです。
とくに前者は「よくある」とおっしゃっていました。

ぼけ・・・。


 「歌う小鳥ツアー」の追加公演の告知の時は、

「大阪ではmartha(マーサ)というところでやります。
いいですよね「マーサ」ていう名前。
こだま”(新幹線)で行こうかな☆」

とおっしゃっていました。

ぶひ。






■■06.01.07 隠れ家 at 表参道 FAB

 turn over(めくる):トリマトリシカ
rustle(そよぐ):air plants(gt. 嘉多山信, vl. 阿部美緒, vc. 橋本歩)
noisy(ざわめく):te' / TEXAS TAXIS
rain drop(雫):戸田和雅子
breath(息):新居昭乃


こんな役名がそれぞれの出演者につけられたこのイベント。


「子供の頃に作った秘密基地、大人の隠れ家、絶対に見つからない秘密の森の中」


という説明書きもあったりして、
なにやら普通のイベントではないことがうかがえましたが、
いつぞやの「雌蕊」のときのように、ステージに向かって左側にサブステージが設けられていています。



 1組目 air plantsはサブステージで演奏。

air plantsが終わったと思ったら、
メインステージにうつって、“ざわめく”の1組目。
それが終わると、いつの間にかサブステージに“めくる”のトリマトリシカが現れていて、
インターバルのBGM的に色々な楽器を使って音を出していました。


イベント中ずっと、メインステージ転換中は、ステージに薄い幕が張られ、
サブステージでトリマトリシカが演奏する、という運び。
なるほど。
“めくる”ですね。



 戸田さんは最後から2組目。

SET LIST

1. 霧雨
2. わたしの妄想
3. 水たまり
4. Little April Shower(映画「バンビ」より)
5. 雫のドーム


もともと、戸田さんの曲には水や雨がテーマの曲が多いですが、
この日も役名の“雫”どおり、「わたしの妄想」以外は全て水関係。


ギターサポートに、BardSyrup・キッカワさん。
エレキギターでした。
と、「雫のドーム」で、チェロ・橋本歩さん。



 「Little April Shower」は、映画「バンビ」の曲で、
全て英語の歌詞。
音がころころころころ移り変わって、
調もころころころころ移り変わって、
とてもかわいい、楽しい曲でした。
戸田さんも楽しそうに歌っていらっしゃいました。



 MCでは、2月から始まるNUUさん、笹子重治さんとのプチツアーにふれて、

「神戸、名古屋、大阪に行くので、もし、近くにご親戚がある方は・・・」

親戚の家に行くついでにライブにも来てください、と言うのかと思いきや


 「ご親戚に知らせてください


!!!


「知らせてください」!!



 「雫のドーム」では、チェロ・橋本歩さんをむかえてしっとりと。
この曲で最後でしたが、最後はいつも通り終わらず、
最後のコード2つぐらいを繰り返し鳴らしながら、
即興的に3人で少しの間自由な感じで演奏していらっしゃいました。

戸田さんは少し力強い声で、スキャット(?)。
やさしく、さわやかに歌う戸田さんも好きだけれど、
ああいうかっこいいのもいい。
どきどきします。


 








■■05.12.31〜06.01.01 Countdown Live! 〜終わりよければ全てよし2005、初めが肝心2006〜 at 中目黒 楽屋


 出演者は、阿部美緒(vn.)、井尻慶太(pf)、ウエキ弦太(gt.&vo.)、
太田みちこ(vo.& perc.)、渋谷和利(ba.)、戸田和雅子(vo.& gt.)、中島オバヲ(perc.)、
橋本 歩(vc.)、矢幅 歩(vo.)
飛び入りで 宮田 誠(vo.& gt.)、龍之介(vo.)、岡村美央(vn.)、オオヤユウスケ(vo.& gt.)



 ウエキ弦太さん主催のカウントダウンライブに、
戸田さんが、昨年に引き続いて出演されました。

出演者はとても豪華。
本編の出演者は、弦太さんがいつも一緒にお仕事をされているミュージシャンの方々。
こちらとしては、いつも別々にライブを楽しませていただいている方々が、
いっぺんに見られるなんて、ととても嬉しかったです。

中でも、戸田さん、弦太さん、みちこさん、あゆむさんの4人のボーカリストが一同に会する場面は
なかなかないだろうな、と。

そして、渋谷さんがエレキベースなのもまた、私にとっては珍しく、
楽しかったです。



 1曲目はアベミヲさん、いじりん、弦太さん、渋谷さん、オバヲさん、あゆみさんがスタンバイ。
音もオトナな雰囲気で始まります。
ずいぶんしっとり始まるのね、と思っていたら、
おもむろに弦太さんがマイクを口元に寄せて


マイアヒ〜〜 マイアフ〜〜


と歌い出したではありませんか。


なに!!!!


大笑いしていたので、よく覚えていませんが、
いじりんのコーラスが付いていたような。


そのまま、弦太さんのオリジナル「Something is comin'up」へ。
始まりにふさわしい、わくわくするような演奏でした。



 戸田さんが呼び込まれて、「11月」「雫のドーム」「でかけよう」の3曲。
「11月」はより大人っぽく。
「雫のドーム」は、昨年7月の「プチっとワンマン」の時のアレンジで、弦のpizz.が効果的。
かわいらしくも、あたたかくも、もの悲しくもあります。

そして、「でかけよう」。

戸田さん、なかなか準備ができません。
が、弦太さんが音を出し始めちゃいます。
ほかの演奏者も徐々に乗ってきて、音量はかなり上がっていきました。
が、戸田さん、準備ができません(笑)。

弦太さん、

とだちゃん待ちです!

と何度も叫んだりして、さらにあおります(笑)。

「えええー!」

と、かなり慌てる戸田さん(笑)。
慌てたので、テンションも上がったようで、
勢いづいた戸田さん、かっこよく「でかけよう」を歌いました。
発声の仕方もなんだかいつもと違ったな。

うひゃー!

かっこよかった!



 戸田さんは、オバヲさん(黒髪であごぐらいの長さの長髪)に向かって、

髪型がかぶってる

と言ったり、

マイクに口をぶつけたり(お約束)、

と、いつも通り楽しい感じでした。



 戸田さんはいったん引っ込んで、次はあゆむさんが呼び込まれます。

あゆむさんがライブでよく歌っていらっしゃるStevie Wonderの「Knocks me of my feet」と
あゆむさんオリジナル「Here tonight」、
いつぞやのライブのアンコールで楽しかった久保田利伸の「北風と太陽」。


「Here tonight」は以前ご自分のライブで、
『「Here tonight」って「日焼けのあと」に聞こえる』
という話をしていたあの曲だなあ、と色々思い出しながら聴きました。



 カウントダウンはテンポ120の「Let it happen」にのせて。
その前がかなりおしていたこともあって、
時計を見ていたひとたちに言わせると、「ちょっと過ぎていた」そうですが、
“俺が今だといったら今だ”的ルールにのっとって、


カウントダウン、そしてかんぱーい!


わーい!


そのあともう一度始まった「Let it happen」のテンポのはやいことはやいこと(笑)。
演奏者の盛り上がり具合が、あのテンポにあらわれていたなあ、と思います。



 太田みちこさんが呼び込まれて、CLAVE Y GALAPAGOのステージ。
しっとりな曲あり、お客さんを立たせてのダンスタイムあり、の
これまたいつもに増して楽しい時間でした。

「カチータ」などでは、横の方で戸田さんとあゆむさんが
1本のマイクでコーラスをしたりして、
それを見ているのもまた楽しかったです。


うひゃー。

ガラパゴのライブで!

戸田さんがコーラス、だなんて!

普段だったら考えられません。



 「上を向いて歩こう」「You've got a friend」では
注目の、4人のボーカリストがステージにいっぺんに乗る場面がありました。

弦太さんはあまり歌っていなかったような気がしますが、

3人は、もう、ほんとにそれぞれ個性が違う。

同じ女声でも、戸田さんとみちこさんは全然違う。
声質も違うし、歌うフレーズや何かも全然違う。

おもしろかったなあ。



 「You've got a friend」では、お客さんも2パートにわかれて
みんなで歌いました。

パート分けをするときに、戸田さんが

「じゃあ、弦太さんのことが好きな人はこっちを歌ってください」

とかいうパート分けの仕方をしていておもしろかったです。
なんだか、戸田さんらしい(笑)。

ぷぷぷ。



 飛び入りも含めて、お店が終了する午前4時まで、
ほとんど音のとぎれる間が無かったように思います。
あの人数の出演者をまとめるのは、
ほんとうに大変だったろうなあ、主催者・ウエキ弦太さん。

でも、おかげで楽しい時間を過ごすことができて、しあわせ。


ああ、
しあわせだ。


思ってみれば、戸田さん以外の出演者の方のライブを
頻繁に見に行くようになったのは、去年のことです。

去年は、こんなすてきなミュージシャンの方々と出会えたのだな。
そして、今年もまたこんな方々の音楽が聴けるのだな。
そう思うと、


わくわく。



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