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2005/06/15 ■ CLAVE Y GALAPAGO @ 六本木ボテギータ

5月の立川La Bambaに続いて、CLAVE Y GALAPAGOのライブ。
メンバーは太田みち子(perc.&vo.)、渋谷和利(ba.)、
ウエキ弦太(gt.&tres.)

雨降り、平日、という条件が重なってか、
お客さんはあまり多くなく。

このバンドのライブは2回目なので、
覚えている曲もあって楽しく聞けました。
「ソン・デ・ラ・ロマ」

「カチータ」
が楽しいです。
トレスギター、いいなぁ。

弦太さんの「愛を語ろう」では、あたまの音がいつもと違う感じで
おお、と、ちょっとびっくりしましたが
確かに、無理して声を張り上げて歌うよりはやさしい声で
すてき、と思いました。

「ソン」のライブ、という割には、
弦太さんの得意なボサノバのリズムが混ざっているなぁ、と
前回も思ったのですが、
「このバンドではソンとボサの
間をいけたらいいな」
とのこと。
なるほど。

「カチータ」では、まずは太田さんに立つように促され、
そして、
会場にいらしたラテンダンスのスペシャリストみたいな
陽気なおぢさまにエスコートされ、
なぜか踊ることに。
私、運動一般苦手なんです。ううう。
恥ずかしいよう。
でも、できないなりに楽しい時間でした。

MCで、先日都内で出たという噂の虹の話になりました。
太田さんは2本並んでかかっているのを見たのだとか。
開場にいらしたラテン系(多分)外国人のみなさまに、
その虹のことを説明するのに
太田さんが

「ドス アルコイリス、ドス アルコイリス」

と繰り返すのを聞いて、
弦太さんが小さく「刃物で相手の腹を突く」ような仕草を。
ドス・・・
そっちかよ!

途中、
太田さんが「弦太さん」とおっしゃったつもりで発音が曖昧だったのか、
「えっ、『てんた』? 今、『てんたさん』って言いました?」
とちょっと責め立てる弦太さん(笑)。
『げんぴょん』に加えて、新しい呼び名が。
てんた!

このグループが結成されたきっかけも聞くことができました。

太田さんが人に頼まれて、キューバまでトレスを買いに行ったのだとか。
言葉もしゃべれないし、かなり苦労して手に入れて
帰ってきたら
その頼んだ人に

「トレス、やっぱり要らなくなっちゃった」

言われてしまったそうです。
がーん、せっかく買ってきたのに、と困っているところへ、
弦太さんが
「よかったらそれ、売ってくれないか」
と持ちかけたのがそもそものきっかけなのだとか。
弦太さんは何で譲ってもらおうと思ったのでしょう。
んんー。