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2005/08/30 ■ 震災とパンダの関係


神戸という土地自体、先日が初めてだったのですが、
神戸市といえば阪神大震災の被害が大きかった地でもありますね。


そうそう、王子動物園の2頭のパンダは、
震災後の2000年に、
「震災で傷ついた市民、とりわけ子どもたちの心を癒す目的」で
中国から連れてこられたのだとか。


先日行った時は、三宮を中心にうろうろしていたので、
東灘の方に行ったりはしなかったのですが、
それでも、

そうか、ここが、

と思いながら歩きました。


「建物がみんな新しいでしょ。
だから神戸はいまだに立ち直れんのです」


というタクシーの運転手さんの言葉が印象に残っています。

一見、華やかにみえるのに。
10年以上経った今でも、か。


音楽祭の最後に演奏された曲も阪神大震災への鎮魂の思いをこめた曲でした。
現代曲で、“鎮魂”というよりは、

怖かった、

大変だった、

という気持ちがばんばんこちらに向かってきました。
てゆーか、その曲自体が怖かった。

演奏していたのは、ドムラ奏者のタマーラさん。
ドムラではなくてマンドリンに持ち替えていらっしゃいましたが。
タマーラさん、表現力が豊かなひとだったので、
余計だったのかもしれません。


神戸。

もう一度、今度はゆっくり行ってみたい土地です。






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