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2005/09/17 ■ 坂上領&CLAVE Y GALAPAGO


CLAVE Y GALAPAGO(太田みち子+渋谷和利+ウエキ弦太)に
フルーチスト・坂上領さんが加わって、
今までにない編成でのライブ。
草加 Suger Hillまで行って参りました。


「Bossa nova&Jazz Live」と銘打たれていましたが、
開けてみれば、キューバの“ソン”中心の内容でした。
坂上さんも普段、ラテンのバンドをやっていらっしゃるそうで、
慣れた感じで楽しそう。

更に、太田さんがやっていらっしゃる「チカ・ブーン」のコピーバンドを
やっていたこともあるそうで、
太田さんは憧れのひとのようでした。

坂上さん、

「懐かしー!」

とか

「感動です!」

とか

「俺が一番楽しい」

とか
おっしゃって、楽しそうでした。


坂上さんも弦太さんに負けないほどの「嵐を呼ぶ男」だそうで、
8月の集中豪雨のときもちょうどライブのある日で、
停電したり、電車がとまったりしてたいへんだったのだとか。
それを聴いた弦太さん、


ライブか、雷雨か


とコメントしたり


とか


何かの拍子にヨーヨーマの話題になると、


ヨーヨーをする手つきをして見せたり


とか。


このときは、後ろで渋谷さんが


ヨーヨーマのヨーヨーはまあまあ


とおっしゃったりして、
渋谷さんの方がうわて!と思いました(笑)。


メンバー紹介や、おしゃべりタイムはわりとたっぷりありました。
ぼーっと坂上さんが喋るのを聞いていたと思ったら、
ふとマイクを寄せる弦太さん。
横目で坂上さんを見上げつつ、
隙あらば何か言ってやろう、という雰囲気満々。


でも、坂上さんは拾わない努力、流す努力をしていらっしゃったようで、
あまり絡めていませんでした(笑)。


映画「キャリー」のオープニングに流れている曲を弦太アレンジで演奏。
どうやらホラー映画らしいのですが、
曲はまったくそれを感じさせません。

オープニングで油断させておいて、
あとでびっくりさせる計画でしょうか。
ユーミンの曲のような、カーペンターズの曲のような、
ポップな雰囲気も持っている曲でした。

弦太さんは初め、譜面でこの曲を知って「いい曲だな」と思い、
映画を観たそうですが、
見終わったあと、
とってもいやな気分になった
とのこと。
ホラー映画、苦手ですか。


“ガラパゴ”では珍しいな、と思ったのが
弦太さんアレンジの「浜辺の唄」。
「宇宙飛行士」が混ざったり「ジェット機のサンバ」が混ざったりする
楽しいアレンジです。

そういえば、山梨のサントリーのワイナリーで
フルートの森 裕子さんと二人でこの曲をやっていたような。
でも、その時ともまた全然違った印象でした。

太田さんはスルドを使って、低い音を強調。
これもガラパゴではあまりありませんね。

全体的にゆったりとしたテンポで
ライブ全体を反映しているように思えました。


いつもは、太田さんのダンスレッスン(?)コーナーがあったり
わああ!と盛り上がる時間があるのですが、
この日のライブはそれもなく、
全体的にゆったり、しっとり。
坂上さん、かっこよかったな。





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