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2006/03/11 ■ ふたつの音楽 その2


バロックの演奏会を聴いた後は、
ちょっと急いで立川へ移動。
うって変わって底抜けな明るさのキューバ音楽のライブです。



Clave y Galapago @ 立川 ラ・バンバ

メンバーは
太田みちこ(vo. & perc.)、渋谷和利(ba.&tres.)、ウエキ弦太(gt.&tres.)


「春らしいもの、という衣装の指定だったんですが・・・」
とみちこさん。
みなさん春らしい花の模様の衣装。
みちこさんの鮮やかな赤がとてもすてき。

弦太さんはきみどり色のお花やら葉っぱやらの模様の
スモックみたいなシャツでしたが、
裏側の方が色が濃くなっているデザインのようで

「裏返しではありません」

と主張。


今回は春らしく花に関係する曲が何曲か演奏されましたが、
中でも「アレリのつぼみ」という曲がすてきでした。
初めて聴く曲。

おお!かわいい!
何となくつぼみっぽい!

とわくわくしました。


アレリてどんな花なのでしょう。
何となく、小さくて赤い花を想像しました。



「タナロットの夕日」の冒頭部分の弦太さんのギターが
徐々に大きくなる部分が面白い。
CDではもっとゆっくりのような気がしますが、
ライブでは、その場の雰囲気を反映してか、
急な盛り上がり。

あつい風がぶおん、と漂ってくるような。



MCでは、
渋谷さんの使っているトレスと弦太さんの使っているトレスについての
解説がありました。
2本は少々形が違うのですが、
作られた場所も違うそうで、
そして、弦太さんのトレスの方がちゃんとした作りなのだとか。
なので、音も弦太さんのものの方が上品だ、とのことでした。


ほほー。


楽器ってふしぎ。


そしてそのふしぎが魅力だなあ。








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